ウェブマーケターお勧め~Google評価基準から読み解く、「ユーザー体験(UX)とページデザイン」チェックポイント

ウェブマーケターお勧め~Google評価基準から読み解く、「ユーザー体験(UX)とページデザイン」チェックポイント

ウェブサイトを持っていても、思うような成果が出ないとお悩みではありませんか。

せっかく時間とコストをかけてサイトを制作したのに、アクセス数が伸びない、問い合わせが来ない、という状況は非常に歯がゆいものです。
特に外部の制作会社に依頼した場合、「本当にこれで良いのだろうか」と不安になることも少なくありません。

目次

Googleが重視する品質評価の基準

Googleの元品質評価担当者であるアミット・シングハル氏は『ウェブサイトの品質は、ユーザーの問題を解決できるかどうかで決まる』と述べています。つまり、美しいデザインや高度な技術だけではなく、訪問者の悩みや疑問に的確に応えられるサイトが高く評価されるのです。

Googleは検索品質評価を行うために検索品質評価ガイドラインという170ページに及ぶドキュメントを公開しています。本ページでは、このガイドラインを10個のポイントにわけ、わかりやすく解説します。

▼品質評価ガイドライン(英語PDF:全170ページ)General Guidelines [外部リンク] https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

今回は第4回目として、ユーザー体験(UX)とページデザインについて紹介します。

ユーザー体験(UX)とページデザイン

Googleは、ユーザーにとって使いやすく、快適な体験ができるサイトを評価します。優れたユーザー体験は、訪問者の満足度を高めるだけでなく、長期的なサイト評価にも大きく影響します。

悪い例:

  • スマートフォンで表示すると文字が小さすぎて読めない。
  • ページの読み込みに10秒以上かかる重いサイト。
  • ポップアップ広告が多すぎてコンテンツが読みにくい。
  • メニュー構造が複雑で目的のページが見つけにくい。

良い例:

  • どのデバイスでも最適化された表示になるレスポンシブデザイン。
  • 3秒以内に主要コンテンツが表示される高速なサイト。
  • 直感的なナビゲーションで、どこにいるか常に把握できる。
  • 読みやすいフォントと適切な行間、余白が確保されたデザイン。
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ページ読み込み速度が1秒遅くなるごとにコンバージョン率が7%低下するというデータがあります。また、モバイルユーザーの53%は、読み込みに3秒以上かかるサイトを離脱するというGoogleの調査結果もあります。UXの改善は単なる見た目の問題ではなく、ビジネス成果に直結する重要な要素です。

1. モバイル対応

現在、インターネットトラフィックの過半数はモバイルデバイスからのアクセスです。Googleはモバイルファーストインデックスを採用しているため、モバイル対応は必須条件となっています。

悪い例:

  • デスクトップ版と同じレイアウトがモバイルでも表示される。
  • タップしにくい小さなボタンやリンク。
  • 横スクロールが必要なコンテンツレイアウト。

良い例:

  • デバイスの画面サイズに合わせて最適化されるレスポンシブデザイン。
  • タップしやすい大きさのボタン(最低44×44ピクセル以上)。
  • モバイルでの読みやすさを考慮したフォントサイズ(16px以上推奨)。

モバイル対応チェックリスト

□ Google Search Consoleでモバイルフレンドリーと判定されているか。
□ ツール内にある「ページエクスペリエンスレポート」でエラー表記がないか確認。
□ 実際のスマートフォンで各ページが適切に表示されるか確認。

2. ページ速度

ページの読み込み速度は、ユーザー体験とSEOの両方に大きな影響を与えます。

悪い例:

  • 最初のコンテンツ表示までに5秒以上かかる。
  • 最適化されていない大きな画像が多用されている。
  • 多数の外部スクリプトや不要なプラグインが読み込まれる。

良い例:

  • 最初のコンテンツ表示が2秒以内に完了する。
  • 画像が適切に圧縮され、WebPなどの最新フォーマットが使用されている。
  • 必要なスクリプトのみを読み込み、可能な限り遅延読み込みを実装。

ページ速度チェックリスト

□ ページの読み込み速度は十分に速いか(Google PageSpeed Insightsで90以上が理想)。
□ 画像の最適化やブラウザキャッシュの設定が適切か。
□ 大きなファイルやスクリプトの読み込みが最適化されているか。

3. ナビゲーション

ユーザーがサイト内で迷わず目的のコンテンツにたどり着けるナビゲーション設計が重要です。

悪い例:

  • メニュー構造が複雑で多階層になっている。
  • サイトの現在位置がわかりにくい。
  • 内部検索機能がない、または機能しない。

良い例:

  • シンプルで見やすいメニュー構造。
  • パンくずリストで現在位置を常に表示。
  • 優れた検索機能とカテゴリフィルターがある。

ナビゲーションチェックリスト

□ サイト内の移動が容易で直感的か。
□ 重要ページにアクセスするまでのクリック数が3回以内か。
□ パンくずリストや現在位置表示など、ユーザーの位置を示す要素があるか。

4. レイアウト

情報の整理と視覚的な階層構造は、コンテンツの理解しやすさに直結します。

悪い例:

  • 情報が密集し、余白が少ない詰め込みデザイン。
  • コントラストが低く、読みにくいテキスト。
  • 一貫性のないデザイン要素やフォント。

良い例:

  • 適切な余白と行間で読みやすく設計されたレイアウト。
  • 見出しや強調など、情報の階層が明確に示されている。
  • 全ページで一貫したデザインが適用されている。

レイアウトチェックリスト

□ 情報が整理され、読みやすく構成されているか。
□ 見出しや視覚的要素で情報の階層が明確か。
□ 全ページで一貫したデザインが適用されているか。

5. 広告バランス

広告はビジネスにとって重要な収益源ですが、過剰な広告はユーザー体験を著しく低下させます。

悪い例:

  • 本文より広告が目立つページ。
  • 閉じにくいポップアップ広告が頻繁に表示される。
  • コンテンツの間に挿入される多数の広告。

良い例:

  • コンテンツを邪魔しない位置に配置された広告。
  • 関連性の高い、ユーザーに価値のある広告内容。
  • 広告とコンテンツの明確な区別。

広告バランスチェックリスト

□ サイト内広告がコンテンツの邪魔をしていないか。
□ 広告の画面占有率に注意しているか(特にファーストビューでの広告量)。
□ 広告とコンテンツが明確に区別されているか。

ユーザー体験(UX)とページデザインチェックリスト総合版

サイトのユーザー体験とデザインが適切に最適化されているか、以下のチェックリストで確認してみましょう。

□ モバイル対応:Google Search Consoleでモバイルフレンドリーと判定されているか。
□ ページ速度:ページの読み込み速度は十分に速いか(PageSpeed Insightsで90以上推奨)。
□ ナビゲーション:サイト内の移動が容易で直感的か。
□ レイアウト:情報が整理され、読みやすく構成されているか。
□ 広告バランス:サイト内広告がコンテンツの邪魔をしていないか。

関連コンテンツ

Googleの品質評価に関する詳細な情報については、以下の関連ページもご参照ください:

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Google品質評価ガイドラインのチェックリストをひとつのPDF資料でご覧になりたい方は、株式会社エスファクトリーのウェブサイトよりダウンロードいただけます。

株式会社 エスファクトリー
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