ウェブマーケターお勧め~Google評価基準から読み解く、「E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)」チェックポイント

ウェブサイトを持っていても、思うような成果が出ないとお悩みではありませんか。せっかく時間とコストをかけてサイトを制作したのに、アクセス数が伸びない、問い合わせが来ない、という状況は非常に歯がゆいものです。特に外部の制作会社に依頼した場合、「本当にこれで良いのだろうか」と不安になることも少なくありません。
Googleが重視する品質評価の基準
Googleの元品質評価担当者であるアミット・シングハル氏は『ウェブサイトの品質は、ユーザーの問題を解決できるかどうかで決まる』と述べています。つまり、美しいデザインや高度な技術だけではなく、訪問者の悩みや疑問に的確に応えられるサイトが高く評価されるのです。
Googleは検索品質評価を行うために検索品質評価ガイドラインという170ページに及ぶドキュメントを公開しています。本ページでは、このガイドラインを10個のポイントにわけ、わかりやすく解説します。
▼品質評価ガイドライン(英語PDF:全170ページ)General Guidelines [外部リンク] https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf
今回は第2回目として、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)について紹介します。
E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)
E-E-A-Tとは経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の頭文字です。Googleは、コンテンツ作成者のE-E-A-Tを重要な指標として、ページの品質を判断しています。
悪い例:
- 著者情報が全く記載されていない記事。
- 専門知識のない人が医療や法律などの専門的な情報を発信している。
- 情報源の引用や参考文献が一切ない。
- 事実と意見の区別がされていない。
良い例:
- 10年以上の実務経験を持つ専門家が執筆した記事であることが明記されている。
- 引用元が明確に記載され、信頼性の高い情報源を参照している。
- 業界で認められた資格や受賞歴が著者プロフィールに記載されている。
- 個人的な経験と一般的な知識が明確に区別されている。
特に医療、金融、法律などのYMYL(Your Money Your Life)分野では、E-E-A-Tの基準が非常に厳しく適用されます。これらの分野では専門家による執筆や監修を明記することで、検索順位が平均30%以上向上したケースを多く見てきました。
1. 経験(Experience)
実際の経験に基づいた情報は、信頼性と価値が高いとされています。2022年12月のアップデートで新たに追加された要素です。
悪い例:
- 実際に使用したことのない製品のレビュー記事。
- 「〜と言われています」など伝聞調ばかりの内容。
- 経験に基づかない一般論だけの解説。
良い例:
- 「当社では過去5年間で200社以上の導入実績があります」など具体的な経験の記載。
- 「実際に使用してみたところ…」という一人称視点のレビュー。
- ケーススタディや具体的な事例を通じた解説。
経験チェックリスト
□ 個人的な実際の経験に基づく情報や洞察が含まれているか。
□ 具体的な事例や数字で経験が裏付けられているか。
□ 一般論と経験に基づく見解が明確に区別されているか。
2. 専門性(Expertise)
コンテンツ作成者が当該分野の専門知識を持っているかどうかが重要です。
悪い例:
- 専門用語の誤用や基本的な概念の誤解がある。
- 医療情報などの専門分野で、資格を持たない人の主観的な意見。
- 表面的な情報だけで深い解説がない。
良い例:
- 「〇〇の資格保有者が解説」など専門性が明示されている。
- 業界特有の洞察や最新のトレンドについての詳細な分析。
- 複雑な概念をわかりやすく正確に説明できている。
専門性チェックリスト
□ 関連する資格や経験が明示されているか。
□ 専門用語が適切に使用され、必要に応じて解説があるか。
□ 業界特有の深い知識や洞察が含まれているか。
3. 権威性(Authoritativeness)
業界や分野内での評判や認知度が重要です。
悪い例:
- 業界での実績や評価が全く示されていない。
- 他の権威あるサイトからの引用や参照がない。
- サイト自体の運営歴や実績が不明確。
良い例:
- 業界メディアでの掲載実績や講演歴が紹介されている。
- 著名企業との取引実績やクライアントの声が掲載されている。
- 他の信頼性の高いサイトから多数リンクされている。
権威性チェックリスト
□ 業界で認められた実績や受賞歴があるか。
□ メディア掲載や講演など外部での評価が示されているか。
□ 権威ある情報源からの引用や参照が適切に行われているか。
4. 信頼性(Trustworthiness)
提供される情報が正確で信頼できるかどうかが評価されます。
悪い例:
- 事実と異なる情報や誤解を招く表現がある。
- プライバシーポリシーや利用規約がない。
- 更新日が古く、最新情報が反映されていない。
良い例:
- 情報源が明記され、事実確認が容易。
- 定期的に情報が更新され、最新状態が保たれている。
- 透明性の高い運営方針や問い合わせ窓口が明確。
信頼性チェックリスト
□ 情報源が明記され、事実確認が可能か。
□ 最新の情報に更新されているか。
□ 透明性のある運営方針(プライバシーポリシーなど)があるか。
5. 著者情報
コンテンツ作成者の情報を明示することで、E-E-A-Tの評価が向上します。
悪い例:
- 著者情報が全く記載されていない。
- 「編集部」など曖昧な表記しかない。
- 経歴や実績が具体的でない。
良い例:
- 著者の実名と顔写真が掲載されている。
- 関連資格や学歴、職歴などが詳細に記載されている。
- SNSやポートフォリオなど、著者の他の活動へのリンクがある。
著者情報チェックリスト
□ 著者の経歴や専門分野が明確に記載されているか。
□ 関連資格や実績が具体的に示されているか。
□ コンテンツ作成者への連絡方法や追加情報へのリンクがあるか。
E-E-A-Tチェックリスト総合版
サイトのE-E-A-Tが適切に確立されているか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
□ 経験:個人的な実際の経験に基づく情報や洞察が含まれているか。
□ 専門性:関連する資格や経験が明示されているか。
□ 権威性:業界で認められた実績や受賞歴があるか。
□ 信頼性:情報源が明記され、事実確認が可能か。
□ 著者情報:著者の経歴や専門分野が明確に記載されているか。
関連コンテンツ
Googleの品質評価に関する詳細な情報については、以下の関連ページもご参照ください。
- 10の評価要素とは
- コンテンツの目的と品質
- E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)(このページ)
- ウェブサイトの評判と信頼性
- ユーザー体験(UX)とページデザイン
- YMYLジャンルでの高度な正確性
- サイト構造とリンク
- コンテンツの多様性と深さ
- 技術的SEO
- ローカルSEOとビジネス情報
- アクセシビリティとインクルージョン

Google品質評価ガイドラインのチェックリストをひとつのPDF資料でご覧になりたい方は、株式会社エスファクトリーのウェブサイトよりダウンロードいただけます。





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