コーポレートサイト更新、何をどれくらいの頻度でやるべき?3つの運用目的別にモデルパターンを解説

「コーポレートサイトは定期的に更新しましょう」と言われても、
実際にどのページをどれくらいの頻度で見直せばいいのか迷う方は多いのではないでしょうか?

目的も企業の情報量も異なるため、一律の正解はありませんが、いくつかのモデルパターンに沿って考えることで、運用の見通しが立てやすくなります。

なぜ更新頻度に迷うのか?

  • 情報に大きな変化がなければ更新する必要がなさそうに見える
  • 頻繁に更新すると工数や費用がかかる
  • 「更新しないとまずい」と言われるが、何を変えればいいのか分からない

こうした悩みを抱えている企業ほど、「目的」と「更新ネタの種類」を明確にしておくことで、継続しやすくなります。

目次

モデルパターン:信頼獲得・ブランド向上が目的の場合

サイト運用の目的が信頼獲得やブランド向上の場合、次のような更新で十分でしょう。

更新内容頻度補足
代表メッセージ/企業理念年1回(決算期・年頭など)経営方針の変化があれば都度反映
実績紹介/事例四半期ごと新規導入事例や受賞実績などが出たタイミングで更新
CSR/サステナビリティ半年〜年1回取り組み状況をレポート形式で発信できると◎

モデルパターン:問い合わせや採用につなげたい場合

サイト運用の目的が営業活動や採用活動の一環の場合、次のモデルよりも高い頻度での更新をお勧めします。

採用ページ随時(募集開始・終了にあわせて)応募状況に応じてこまめに調整
よくある質問(FAQ)月1回見直し問い合わせ対応の中で気づいた点を反映する
コンテンツ記事(ブログ・お知らせ)月1〜2本自社の活動や強みを定期的に発信し、流入増に貢献

モデルパターン:ニュース性・信頼性を示したい企業向け

お知らせ(プレスリリース含む)月1回〜随時メディア掲載・展示会出展・人事異動などを掲載
IR情報(上場企業)四半期ごと決算や株主向け情報を更新(PDF化含む)
メディア掲載情報随時第三者評価を活かして信頼性を補強できる

頻度だけでなく「定期的な見直し」のルール化を

実際に変更がなくても、以下のような項目は年1回を目安に棚卸しすることをおすすめします。

見直すべき項目チェックポイント
会社概要代表者名、従業員数、所在地に変化がないか
沿革新しい出来事の追記が抜けていないか
提供サービス終了したサービスや追加されたサービスはあるか
外部リンク・PDFリンク切れ、古い資料が放置されていないか
写真・ビジュアルオフィスや社員の写真が古くないか、雰囲気と合っているか

まとめ

「何を、どれくらいの頻度で?」は目的とネタの有無で決まる

更新頻度に正解はありませんが、大切なのは目的に合った更新方針を決めておくことです。

  • ブランドを伝えたい → 年単位での見直し+事例追加
  • 問い合わせを増やしたい → 月1〜2回のコンテンツ追加
  • 採用強化したい → 募集状況に合わせた柔軟な運用

それぞれの目的に合わせて「更新ネタ」を洗い出し、社内で運用ルールを作ってみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次