相談者
Webサイトを運営しているのですが、プライバシーポリシーがないと法律違反になると聞いて焦っています。どうやって作ればいいのでしょうか?
その通りです。現時点で、個人情報保護法では、個人情報を取り扱うWebサイトやアプリには、プライバシーポリシーの作成と公開が実質的に義務付けられています。今回は、作り方から運用まで、具体例を交えて解説していきましょう。
目次
プライバシーポリシーが今すぐ必要な理由
必要な理由 | 具体的なリスクと対策 |
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法律違反のリスク回避 |
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ユーザーからの信頼獲得 |
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トラブル防止 |
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プライバシーポリシー作成の具体的な流れ
STEP1:取得する個人情報の洗い出し
まずは自社が取得する個人情報を全てリストアップします。
情報の種類 | 具体例 |
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基本情報 | 氏名、住所、電話番号、メール |
決済情報 | クレジットカード情報、銀行口座情報 |
行動履歴 | アクセスログ、購入履歴、端末情報、位置情報、お問い合わせ内容 |
端末情報 | Cookie、IPアドレス |
STEP2:利用目的の明確化
取得した情報の利用目的を、具体的かつ分かりやすく記載します。
- ✓ サービス提供に必要な連絡
- ✓ 商品の発送
- ✓ 請求処理
- ✓ サービス改善のための分析
- ✓ 新商品・サービスの案内
作って終わりじゃない!運用のポイント
定期的な見直しと更新
チェックのタイミング | 確認項目 |
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毎月 |
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半年ごと |
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