プライバシーポリシーの作り方|初心者向けガイドと運用のポイント


Webサイトを運営しているのですが、プライバシーポリシーがないと法律違反になると聞いて焦っています。どうやって作ればいいのでしょうか?



その通りです。現時点で、個人情報保護法では、個人情報を取り扱うWebサイトやアプリには、プライバシーポリシーの作成と公開が実質的に義務付けられています。今回は、作り方から運用まで、具体例を交えて解説していきましょう。
目次
プライバシーポリシーが今すぐ必要な理由
必要な理由 | 具体的なリスクと対策 |
---|---|
法律違反のリスク回避 | 個人情報保護法違反:最大1億円の罰金 業務改善命令のリスク 対策:最新のガイドラインに沿った作成 |
ユーザーからの信頼獲得 | 情報管理への不安による離脱防止 問い合わせ・申し込み率の向上 対策:分かりやすい説明と適切な公開 |
トラブル防止 | 個人情報の取扱いに関する紛争予防 クレーム対応の基準明確化 対策:具体的な対応手順の明示 |
プライバシーポリシー作成の具体的な流れ
STEP1:取得する個人情報の洗い出し
まずは自社が取得する個人情報を全てリストアップします。
情報の種類 | 具体例 |
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基本情報 | 氏名、住所、電話番号、メール |
決済情報 | クレジットカード情報、銀行口座情報 |
行動履歴 | アクセスログ、購入履歴、端末情報、位置情報、お問い合わせ内容 |
端末情報 | Cookie、IPアドレス |
STEP2:利用目的の明確化
取得した情報の利用目的を、具体的かつ分かりやすく記載します。
- サービス提供に必要な連絡
- 商品の発送
- 請求処理
- サービス改善のための分析
- 新商品・サービスの案内
作って終わりじゃない!運用のポイント
定期的な見直しと更新
チェックのタイミング | 確認項目 |
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毎月 | 問い合わせ対応に齟齬がないか 新規サービスとの整合性 |
半年ごと | 法改正への対応 業界ガイドラインとの整合性 |



お困りの際はぜひ一度ご相談ください。専門家と一緒に作業すれば、余計な遠回りをせずに成果へ近づけるはずです。