ホームページが表示される仕組みを、学生さんにもわかるように解説!

ホームページの作る方式3種類を、学生さんにもわかるように解説!
ウェブマーケター

こんにちは、井水です。
私はこれまで18年ほど企業のウェブマーケティングをサポートしてきました。

今回はホームページが表示される仕組みについて、学生さんにもわかるようにお伝えしていきます。

目次

はじめに

インターネットでページを見るとき、スマホやパソコンの画面に文字や画像が表示されますよね。
でも、いったいどうやってこんなに多くの情報が届いているのでしょう?
ここでは、ホームページが表示されるまでの流れを、できるだけ分かりやすく説明します。

ブラウザとウェブサーバー

まず、インターネットでページを見るときに使うソフトのことを「ブラウザ」といいます。
たとえば、Google ChromeやSafari、Firefoxなどがブラウザです。ブラウザはページを見たいと思ったとき、サーバーという相手に「情報をください」とお願いしているのです。

  • ブラウザ: スマホやパソコンで、ページを見るためのソフト。
  • ウェブサーバー: 情報(データ)を持っているコンピューター。ブラウザのお願いに応えて、データを送ります。

インターネットの住所「URL」とDNS

ページを見るとき、ブラウザに「http://~」や「https://~」から始まる文字列(これをURLと呼びます)を入力します。URLはそのページの住所のようなものです。でもコンピューターは文字ではなく「数字の住所(IPアドレス)」で相手を探しています。

  • URL: 人が分かりやすい文字の住所。例えば「www.example.com」など。
  • DNS: URLから数字の住所(IPアドレス)を教えてくれる仕組み。

たとえば、www.example.com という文字から、DNSを使って「このサイトは 123.45.67.89 というIPアドレスですよ」と教えてもらいます。そのIPアドレスを頼りにブラウザはサーバーと通信を始めます。

データのやりとり

ブラウザは「あなたのサーバーにあるページを見たいんですけど」とメッセージを送り(これをリクエストといいます)、ウェブサーバーは「はい、こちらがそのページデータです」と返してくれます(これをレスポンスといいます)。

  • リクエスト: ブラウザが「このページをちょうだい」とサーバーにお願いする。
  • レスポンス: サーバーが「どうぞ!」とページのデータを送る。

HTML、CSS、JavaScript

ホームページの中身には、いくつかの種類のデータがあります。主に

  • HTML (エイチティーエムエル): ページの文章や構造を記述する。
    例)見出しは

    文章は

    タグなどで書いてある。

  • CSS (シーエスエス): ページのデザインや色、文字の大きさなどを指示する。
    例)「見出しは赤色、背景は薄い水色」などを決める。
  • JavaScript (ジャバスクリプト): ページに動きをつけたり、ボタンを押した時の反応を作るプログラム。
    例)「ボタンをクリックしたら画像が変わる」といった仕組みを作る。

ブラウザはサーバーからこれらのデータを受け取ると、文章やデザイン情報を組み合わせ、私たちが見やすい形で画面に映し出すのです。

ざっくり流れをまとめた図

下のようなイメージを持ってもらえると分かりやすいです。

  1. ブラウザにURLを入力
  2. DNSが文字の住所(URL)を数字の住所(IPアドレス)に変換
  3. ブラウザがそのIPアドレスを持つサーバーに「ページをちょうだい」とリクエスト
  4. サーバーがHTMLやCSS、JavaScriptなどをレスポンス
  5. ブラウザがデータを読み込み、画面に表示

どうしてこんな仕組みが必要なの?

インターネットは世界中にあるたくさんのサーバーと、家や学校、スマホなどをつなぐネットワークです。みんながネットを使うときに、共通の約束ごと(これをプロトコルと呼びます)がないとデータを正しくやりとりできません。URLやDNSなどは、その約束ごとの一部です。これらのおかげで、私たちは同じ方法で世界中のサイトにアクセスできるのです。

まとめ

ホームページが表示される仕組みは、

  1. ブラウザでURLを入力
  2. DNSを使い数字の住所(IPアドレス)を探す
  3. サーバーに「ページを送って!」とリクエスト
  4. サーバーがHTMLやCSS、JavaScriptを返す
  5. ブラウザがそれを読み込んで画面に表示

という流れで動いています。もしホームページが見られないときは、どこかでこの流れが止まっているかもしれません。たとえばDNSがうまく動いていない場合やサーバーがダウンしている場合などです。こうした仕組みを知っておくと、自分がインターネットを使うときに、ちょっとした不具合の原因をイメージできるようになるかもしれません。

ウェブマーケター

次回もホームページについて、もっと詳しいお話をしていきますのでお楽しみに!
やり方がわからないなど、お困りの際はお気軽にお問い合わせください

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