オウンドメディアのファネル分析とは?資料請求やリード獲得につなげる可視化の方法

オウンドメディアのファネル分析とは?資料請求やリード獲得につなげる可視化の方法

オウンドメディアは、自社で運用する情報発信サイトとして、リード獲得やブランディング、広告収益など多様な目的に活用されます。ただし「記事を更新しているのに成果が見えない」と悩むケースも少なくありません。

その原因のひとつが、ユーザーの行動がどのように進んでいるのかを把握できていないことです。
記事を読んだユーザーが次に何をしているのか、どの段階で離脱しているのかを知ることで、改善の方向性が見えてきます。

この記事では、オウンドメディアにおけるファネル分析の考え方と、GA4(Googleアナリティクス4)を活用した分析手法を初心者向けに解説します。

目次

ファネルとは?情報接触からリード獲得・収益化までの流れ

ファネルとは、ユーザーの行動を「認知 → 関心 → 行動 → 成果」と段階で整理する考え方です。オウンドメディアでは、次のような流れで捉えると効果的です。

  1. 記事ページの閲覧(page_view)
  2. 他記事への回遊やスクロール
  3. 資料請求・セミナー案内などCTAのクリック
  4. フォーム入力開始(form_start)
  5. フォーム送信・資料DL・セミナー申込完了(form_submit)

このように、閲覧から反応までの動きを段階的に把握することで、「どの記事が成果に貢献しているのか」「どこで離脱しているのか」が見えるようになります。

想定チャネル別のファネルモデル例

SEO流入(課題・テーマ検索)

  1. 記事コンテンツの閲覧
  2. 関連記事やカテゴリページへの遷移
  3. CTAボタンのクリック
  4. フォーム開始(form_start)
  5. フォーム送信完了(form_submit)

SNSや広告からの流入

  1. 特集記事やキャンペーンページの閲覧
  2. ブランド理解ページや事例記事への遷移
  3. ホワイトペーパーダウンロードCTAのクリック
  4. DLフォーム送信(form_submit)

リピーター・メルマガ経由

  1. 新着記事や人気記事の閲覧
  2. CTAへの反応
  3. サービスページへの遷移
  4. 問い合わせ・商談リクエストフォーム送信

GA4で使える主なイベント

ユーザー行動GA4イベント名
ページ閲覧page_view
リンク・CTAのクリックclick
フォーム入力開始form_start
フォーム送信・完了form_submit

まとめ

オウンドメディアの効果は「アクセス数」だけでは測れません。ユーザーがどのように記事を読み、どんなアクションにつながったのかをファネルで分析することで、成果に近づける改善が可能になります。GA4を活用し、情報発信の精度を高めていきましょう。

ウェブマーケター

お困りの際はお気軽にお問い合わせください。専門家と一緒に作業すれば、余計な遠回りをせずに成果へ近づけるはずです。

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