ランディングページのKGI・KPI測定方法を初心者向けにわかりやすく解説

ランディングページのKGI・KPI測定方法を初心者向けにわかりやすく解説

ランディングページ(LP)では、訪問をコンバージョンにつなげる設計が重要です。

そのためには、目標と現状を数字で把握し、改善のヒントを得ることが欠かせません。

この記事では、LPの成果を測るためのKGI(最終目標)とKPI(進捗指標)を初心者にもわかりやすく解説します。GA4(Googleアナリティクス4)を使った確認方法もあわせて紹介します。

関連記事:ランディングページとは

目次

KGIとKPIの基本

KGI(Key Goal Indicator)=最終的な成果指標

KGIは、LPが最終的に達成すべき目標です。問い合わせ件数や資料請求数、購入件数など、成果そのものを測る指標です。

KPI(Key Performance Indicator)=日常的に追う中間指標

KGIを達成するために必要な具体的な行動や状態を、定量的に測定するのがKPIです。訪問数やクリック率、フォーム開始率など、ユーザー行動の「変化」を確認することで、改善点が見えてきます。

LPのKGIと測定方法

フォーム送信完了数(関連担当:マーケティング担当、営業担当)

LPの最終的な成果は、問い合わせや資料請求などの送信完了数です。GA4でform_submitイベントをコンバージョン登録することで確認できます。

  • GA4での確認手順:管理 > イベント > form_submit をコンバージョンとして登録 → レポート > コンバージョンで確認

LPのKPIとその測定方法

フォーム入力開始率(関連担当:Web担当、マーケティング担当)

訪問者がフォームの入力を開始した割合です。入力しやすいフォームかどうかを測れます。

  • GA4での確認手順:レポート > イベント > form_start のイベント数を確認。訪問数との割合を算出

フォーム送信完了率(関連担当:Web担当、マーケティング担当)

フォーム入力開始者のうち、最終的に送信完了した割合です。離脱ポイントを見つけるヒントになります。

  • GA4での確認手順:form_submit のイベント数と form_start のイベント数を比較

CTAボタンのクリック数(関連担当:Web担当、マーケティング担当)

「お問い合わせはこちら」などのボタンがどれだけクリックされたかを示す指標です。導線の良し悪しが分かります。

  • GA4での確認手順:カスタムイベント(例:cta_click)を設定 → レポート > イベントで件数を確認

まとめ

LPの成果を高めるには、「どのステップでユーザーが離脱しているか」「何が成果につながっているか」を数値で把握することが大切です。KGIとKPIを適切に設定し、GA4での分析をもとに改善を重ねていきましょう。

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