ランディングページのファネル分析とは?GA4で成果につなげる行動の見える化手法

ランディングページのファネル分析とは?GA4で成果につなげる行動の見える化手法

ランディングページ(LP)は、特定の商品やサービスを訴求し、問い合わせ・購入・資料請求などの成果につなげることを目的とした1枚構成のページです。
限られたスペースの中で、いかにユーザーを離脱させず行動に導くかが重要になります。

本記事では、LPにおけるファネルの考え方と、GA4(Googleアナリティクス4)を活用した行動可視化の方法を初心者向けにやさしく解説します。

目次

ファネルとは?1ページ内の行動変化を可視化する

ファネルとは、ユーザーの行動を「関心 → 理解 → 行動」と段階で捉える考え方です。LPではサイト内回遊がないため、1ページ内でどの要素が読まれ、どの位置で離脱が起きているかを把握することが重要です。

  1. ページ訪問(page_view)
  2. ヒーローセクション・メリット訴求の表示
  3. 商品説明・事例・FAQなどの閲覧
  4. CTAボタンのクリック(click)
  5. フォーム入力開始(form_start)
  6. フォーム送信完了(form_submit)

想定チャネル別のファネルモデル例

検索広告からの流入(比較・検討段階)

  1. LP訪問
  2. 課題提起・メリット訴求を確認
  3. 導入事例や口コミを閲覧
  4. CTAクリック
  5. フォーム送信(form_submit)

SNS・動画広告からの流入(認知段階)

  1. LP訪問
  2. ストーリーメッセージの閲覧
  3. スクロール・回遊なしで離脱 or CTAクリック
  4. フォーム入力開始(form_start)
  5. フォーム送信(form_submit)

メールや再訪問ユーザー(行動段階)

  1. LP訪問
  2. 価格や詳細条件を再確認
  3. CTAクリック
  4. フォーム送信

GA4で使える主なイベント

規定のイベントの他、スクロールについてはカスタムイベントを設定すると便利です。

ユーザー行動GA4イベント名
ページ閲覧page_view
CTAクリックclick
フォーム入力開始form_start
フォーム送信form_submit
スクロール率(0%)scroll_0_percent
スクロール率(25%)scroll_25_percent
スクロール率(50%)scroll_50_percent
スクロール率(75%)scroll_75_percent
スクロール率(100%)scroll_100_percent

まとめ

ランディングページは「1ページ完結型」であるがゆえに、各要素の配置や内容が離脱・反応に直結します。GA4のイベントを活用して、どこまでユーザーが読み進めているか、どのボタンが押されたのかを可視化することで、ページ改善に役立てましょう。

ウェブマーケター

お困りの際はお気軽にお問い合わせください。専門家と一緒に作業すれば、余計な遠回りをせずに成果へ近づけるはずです。

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