製造業のウェブサイト、ここが惜しい!よくある改善ポイント

「工場や設備には数千万円も投資しているのに、ウェブサイトは作って放置…」
――こうした状況では、せっかくの技術や実績が十分に伝わらず、問い合わせを逃しているかもしれません。
ここでは、製造業サイトによくある“惜しい”ポイントを5つ紹介し、それぞれに対する改善策を解説します。
読み進めるうちに、「ここを直せばすぐ良くなりそうだ」と感じるはずです。
トップページは会社の“顔”
せっかく訪問してくれたお客様に、「この会社、何が得意なの?」とパッと伝えられなければ、問い合わせにすら至りません。
惜しい例
会社概要と社長挨拶しかなく、技術や製品へのリンクが見当たらない
改善策
トップページに「得意技術」「主な導入事例」など、訪問者がまず知りたい情報への導線をしっかり配置
例:大きなバナーで「加工事例を見る」「問い合わせ」ボタンを用意
トップページの見せ方を変えるだけで、「何をしている会社なのか」が明確になります。
次は、製品・サービス情報について、もっと踏み込んで見直してみましょう。
製品・サービス情報を“顧客視点”で整理
製造業の場合、カタログや設備一覧を載せて終わり…となりがちですが、それだけでは「実際どんな課題を解決できるのか」が伝わりません。
惜しい例
PDFを貼っただけで、事例紹介やメリット解説がない
改善策
用途・業界ごとに分けた事例ページを用意し、「どのような成果につながったか」を明示
例えば「精密部品メーカーで歩留まりを10%改善」「試作工程を3日短縮」などの具体的数字を入れる
情報が充実していても、スマホで見たときに閲覧しづらければ機会を逃しかねません。そこで重要なのが、スマホ対応(レスポンシブデザイン)です。
スマホ対応は必須
「製造業にスマホ閲覧なんてあるの?」と思うかもしれませんが、調達担当や開発担当がちょっとした時間にサイトを見るケースは増えています。
惜しい例
スマホで見たときに文字が小さく、指で拡大しないと読めない
画像が重く、表示に時間がかかる
改善策
レスポンシブデザイン対応のテンプレートやテーマを利用
画像の圧縮やキャッシュ設定で、読み込み速度を高速化
興味を持ってくれた見込み客は「もっと詳しく話を聞いてみたい」と思うでしょう。そこで直面するのが、問い合わせフォームの問題です。
問い合わせフォームをシンプルに
せっかく製品や技術に興味を持っても、問い合わせフォームが複雑だと途中で心が折れてしまいます。
惜しい例
必須項目が10以上あり、エラーが出るたびに最初から入力し直し…
改善策
必須項目は最低限(会社名・連絡先・要望)に絞る
入力エラーの際にはどこが原因か分かる表示にし、ストレスを減らす
こうして問い合わせにつながればひと安心…とはいえ、ウェブサイトは生き物。定期的に更新して“動き”がある様子を見せることが、信頼にもつながります。
定期的に更新し、“動き”を見せる
最新の事例や技術情報が追加されると、「この会社は今も活発に活動しているんだ」と伝わり、興味を持たれやすくなります。
惜しい例
最終更新日が2年前で止まり、「本当に稼働している会社なのか?」と疑われる
改善策
月1回でもいいので、ニュースやブログ、導入事例を更新
新しい写真や動画を積極的にアップし、設備投資や技術開発の様子を発信
まとめ:小さな改善が、大きな成果につながる
いずれのポイントも、そこまで大掛かりな投資が必要というわけではありません。少し視点を変えるだけで、「強い技術」を正しく伝え、問い合わせにつなげるウェブサイトに変わります。
もし「どこから手をつけたらいいか分からない…」と感じたら、まずは一番直しやすい部分からトライしてみてください。
- トップページの導線を変える
- 事例ページに数字や写真を追加する
- 問い合わせフォームの項目を減らす
など、1つ改善するたびに、お客様の反応が変わってくるはずです。
さらに、年商3億円以下の製造業が陥る5つの罠や、受託製造業が「選ばれる製造業」になるためのウェブ戦略ガイド
をあわせてチェックしておけば、“惜しい”状態から抜け出し、年商3億円の壁を超える足がかりをしっかり築けるでしょう。