ホームページの目標設定は、経営者の腕の見せ所

ホームページの目標設定は、経営者の腕の見せ所
相談者

目標ページを設定する項目は何を設定するの?
ホームページを作って、アクセスログを設定しました。
その際、目標ページを設定する項目があったのですが、何を目標ページに設定すればよいでしょうか?
現在、サイト内にある問合せフォームがあるのでフォームの送信完了ページが妥当なのでしょうか。

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<回答>ホームページの目標(コンバージョン)には様々なものがあります

よくあるホームページの目標(例)

ホームページの目標(コンバージョン)には様々なものがあります。

  • 雑貨の通販ホームページ ⇒ 決済金額
  • レストランのホームページ ⇒ 予約回数
  • ダンスレッスンのホームページ ⇒ 体験レッスン申込み数
  • カウンセラーのホームページ ⇒ メルマガ購読者数
  • 工場のホームページ ⇒ 見積もり依頼数
  • メーカーのサポートサイト ⇒ 問題解決回数

等など、よく例に挙がっているかと思います。
実際、この例にならって決める方も多いと思います。

ウェブマーケター

でも、これを適当に決めないでください!!
実は、WEBにおける目標設定こそ、経営者の腕の見せ所。
WEBにおいて効果を出せるかどうかの分かれ道です。

もしも、あなたの商材が高級モーターボートだとしたら

例えば、あなたの商材が高級モーターボートだとして、
ホームページの目標を
「モーターボートを購入し、ウェブサイトで決済まで完結すること」
にしたとしても、目標は達成しづらいでしょう。

何故でしょうか。
おそらく一生に何度も購入しないような高額商材。
男のロマンを満たす質感やストーリーが欠かせないのではないでしょうか。

となると、インターネットで情報収集をしても、購入するのは実物を目で見てからという人が圧倒的多数なのではないでしょうか。

では、あなたが高級モーターボートのウェブ担当者なら、ウェブサイトの目的を何にしたらよいのでしょうか。

最初から「お問合せフォーム」ではなく、
例えば、資料請求や試乗イベントの募集をウェブの目標にすれば、やるべきことも明確になります。
そのための施策や演出をウェブで行うことに集中し、販売やクロージングは営業担当者に任せることができます。

受注数最大化する反応装置とは

ウェブの反応装置を何にするか、またオフラインにどうやってトスを投げるのかは
ROIや受注数を最大化していく上で、鍵となります。
定期的に(例えば数カ月ごとに)見直していくと良いでしょう。

これらの反応装置を複数組み合わせて使うことも効果的です。
反応装置を変えるだけで、WEB経由の受注数が劇的に増えたり、そして減ったりします。

マーケティングで言う所の、バリューチェーンやタッチメディアの考え方ですが
どこまでを、インターネット(オンライン)で行い
どこからを、リアルの世界(オフライン)で行うのか。
そこに経営センスやウェブセンスが光ると思います。
ウェブ戦略の醍醐味です。

経営者とウェブコンサルタントのマリアージュ

ウェブ戦略においては、ウェブコンサルタントに頼るのも良いでしょう。

経営者とウェブコンサルタントが
1+1 が、2ではなく、
3,4,5となるよう、相乗効果が出るとしたら、
その業界のプロとしての経営者と、WEBのプロとしてのWEBコンサルがお互いのセンスを発揮して強い戦略を実行できる時ではないでしょうか。

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