新聞の読者

メディアを味方にして、認知度を高めよう

Pocket

一躍有名になった「人」「会社」「商品」「サービス」は、多くの場合、メディアのプラスの影響を受けています。
このように、会社やブランドの知名度を上げていく上で、メディアは欠かせない存在です。

今回は、各メディアの特徴や、中小企業の関わり方に注目してみたいと思います。

テレビ

自宅だけでなく携帯電話や車内でも見られるようになりました。様々な生活シーンに取り入れられているメディアです。

テレビの主な特徴

【放送局の種類】
公共放送、民法放送、ケーブルテレビなど
【テレビの種類】
報道番組、娯楽番組、教養番組、教育番組、広告放送など
【テレビの主な特徴】
・速報性に優れる
・情報を「視覚」と「聴覚」でわかりやすく伝えられる
・情報を即時に広範囲へと波及させるのに適する
・多額の広告料で運営する場合が多く、企業や団体の影響を受けやすい
・映像になる素材が必要

中小企業がテレビに出るとしたら

【(無料)意外と多い取材・出演依頼】
・会社のホームページやブログにキャラや情報を掲載しておくと、取材依頼や出演依頼が来たケースも。地域、業種、会社のキャラや遊び心が引き金になるようです。
【(有料)テレビCMの特性】
・注目度が高く、商品やブランドの認知度を上げるのに効果的
・性別や年齢層を問わず、幅広い層に見てもらえる
・社会的信用度が高く、CMを出すことで企業の信頼度を高める効果がある
・映像と音声を使用でき、表現の幅が広い。
・WEBサイトへのアクセスの入口として、効果的に使うことができる
・電波料とCM制作費が発生する。
・電波料は、15秒あたり1万円~100万円程度(地方/全国)

新聞

新聞の主な特徴

【新聞の種類】
主要5紙、ブロック紙、地方紙、産業経済紙など
【紙面の種類】
社会面、経済面、政治面、生活面、文化面、運動面、地方面、情報面など
【新聞の主な特徴】
・公共性が高く、正確性・信頼度が高い
・情報を正確に広範囲に伝達するのに適する

中小企業が新聞に露出するとしたら

【(無料)地方面や生活面に多い中小企業の記事】
・中小企業が取材を受けるとしたら、多くの場合が地方面か生活面。新聞に取り上げやすいネタをホームページに用意したり、新聞記者と交流をもったりしている企業が多い。
【(有料)新聞広告の特性】
・地域によるセグメンテーションが可能。
・白黒が多く、表現の幅は限定的。
【(有料)折り込みチラシの特性】
・配布エリアを選定できる。
・比較的低予算で始められる。
・ブランドやキャンペーン・イベントの認知を高めるのに効果的
・WEBサイトへのアクセスの入口として、効果的に使うことができる

雑誌

雑誌は購買層が明確に細分化されている場合が多く、オピニオンリーダーとしての側面もあります。
特定の嗜好のユーザーにアプローチすることが期待できます。雑誌を読んでいる姿

雑誌の主な特徴

【雑誌の種類】
ファッション誌、情報誌、専門誌、趣味誌など
【雑誌の主な特徴】
・雑誌ごとに個性が明確に細分化しており、ターゲットを絞りやすい
・詳報性、解説性・保存性に優れる
・新聞よりも再読率が高い

中小企業が雑誌に載るとしたら

【(無料)雑誌の取材】
・オンリー1やナンバー1、話題性のあるものは取材を受け易い
・地道でも完成度の高いコンテンツをWEBに掲載していると、取材を受けたケースあり。
【(有料)雑誌広告の特性】
・商品やブランドの認知度を上げるのに効果的
・ターゲットのセグメント分けが比較的容易にできる。
・紙面がカラーの場合は、比較的自由に表現できる。
・WEBサイトへのアクセスの入口として、効果的に使うことができる

業界紙

業界紙・業界誌は、業界の数だけある、業界の活性化を目的としている場合が多いです。業界内での存在感を強くしたい場合に効果的です。
誌面に限りがあるので、WEBと組み合わせて使用することで、相乗効果が期待できます。

業界紙の主な特徴

【業界紙の種類】
業界の数だけあり、業界ごとに複数ある。
【業界紙の主な特徴】
・読者が限定的。
・業界内での影響力は大きい。
・提供する情報には深さが求められる。

中小企業が業界紙に露出するとしたら

【(無料)業界紙の取材枠】
・展示会やイベント企画は比較的掲載されやすい。
【(有料)業界紙広告の特性】
・業界内での存在感を高めることができる。
・読者層が非常に限られているため、伝えたい情報を伝えたい層だけに伝達できる。

ウェブサイト

ウェブサイトは、今までに述べた他のメディアと組み合わせて使うことで、相乗効果を期待でいます。

ウェブサイトの主な特徴

【ウェブサイトの種類】
ポータルサイト、ニュースサイト、専門サイト、会社案内サイト
【ウェブサイトの主な特徴】
・速報性が最も高い。
・扱う情報量が多く、表現の幅も広い。
・ニュースは転載され、情報が拡散しやすい。
・即時に広範囲へと波及させるのに適する。
・多くの情報を求めているため、比較的掲載しやすい。
・低資金で運用している会社が多い。
・情報の正確性が低い内容も含まれている。
・他メディアと異なり、スポンサーの影響を受けず、中立な立場を保っているウェブサイトも多い。

中小企業がウェブサイト広告を出すとしたら

【バナー広告の特性】
・バナーを掲載するウェブサイトの影響が大きい。
・マイノリティな趣味志向を持っている人向けにもしっかりアプローチできる。
・費用形態は、毎月定額のところ、表示回数により変動するところの2種類が主。
【リスティング広告の特性】
・ユーザーが検索エンジンを利用した時に、検索結果画面の広告枠で表示させることができる。
・1クリック事に費用がかかる。
・検索ワードごとに出稿できる。
・即日出稿することができる。
・地域を細かく絞ることができる。
・広告閲覧後の閲覧状況のデータをとることができる。

まとめ:あなたの会社のターゲットはどこにいますか

どんなに立派なホームページを作ったとしても、あなたの会社のターゲットがホームページを見ていないのであれば、意味がありません。
あなたの会社のターゲットがどんなメディアに日頃接しているのか、どんな行動をしているのでしょうか。
もしもそれが判れば、そのメディアに広告出稿をすることで、効果的な広告展開が可能です。
また、WEBと他のメディアと組み合わせることで、様々な可能性が拡がります。

◎ あなたのお客様は、どんなメディアに触れていますか?
◎ そのメディアとWEBサイトの特徴を活かすとしたら、どんな企画がよいでしょうか?

Pocket

投稿者:

TOMOKO

TOMOKO

中小企業のWEBコンサルタントとして、様々な業界にWEBサイトで新規顧客獲得のための企画・運営に携わり、その数は300社にのぼる。 株式会社S-FACTORY代表。 Google公認プロフェッショナル認定 Adwords初級・上級認定、Analytics認定 Google + Twitter

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です