<質問内容>
TOPページのメイン画像をどうやって決めればよいか悩んでいます。
ホームページを発注した制作会社からメイン画像に使用する写真を出すよう言われました。
どのような写真を選ぶべきか尋ねたところ、好きな写真を入れるように言われたので、無難な風景写真を選ぼうか悩んでいます。
<回答>
メイン画像は究極のプレゼンです。
一目見て、「もっと知りたい」と思われるようなプレゼンをしましょう。
TOPページは正面玄関と考えて
人と人が初めて出会う時のように、人がホームページを初めて見る時に第一印象を抱きます。
一般的にTOPページは、ホームページの入口となる重要な正面玄関です。
第一印象は3秒で決まると言われています。
ホームページを開いて3秒間で見るところ、その大部分がメイン画像です。
自社の第一印象をどのように持ってもらいたいかを考え、メイン画像では最高のプレゼンをしましょう。
メイン画像の目的は、次へ進んでもらうこと
プレゼンといっても、購入を決めてもらうためのプレゼンではありません。
足をとめ、腰を落ち着けてホームページを見てもらうためのプレゼンです。
「お、ここは他とは違うな」
「自分が求めているものがあるかも」
等という第一印象をもってもらえるためのメイン画像を考えていきましょう。
扱っている商品がモノの場合
唐揚げさん、掃除機屋さん、工作機械屋さん・・・
商品を持っている企業の多くは、その企業が商品で覚えられています。
会社のブランディング=商品のブランディング
になるでしょう。
メイン画像には、商品そのものや、商品に関わるもの(利用シーンや提供風景など)をメイン画像に
もってくるとはまる場合が多いです。
扱っている商品がモノではない場合
目に見えないサービスを扱っている業種も多いと思います。
医療や士業、WEBサービスなどもそれに当たります。
提供サービスを写真に撮るのが難しいですが、その分知恵を絞りましょう。
ユーザーが企業に求めることは様々だと思います。
もしかしたら、最安値を求めているユーザーがいるかもしれません。
もしかしたら、お手軽さを求めているユーザーがいるかもしれません。
もしかしたら、信頼できるブレインを求めているかもしれません。
もしかしたら、何を求めているのか明確になっていないユーザーがいるかもしれません。
あなたが提供している内容(価値)の中で、
・より求められているもの
・より他社との違いが明確なもの
・より自社の資源が活用できるもの
を目立つようにしていくことができれば、ユーザーからみて、どんな企業なのかという印象が
残ることでしょう。
万人が良いと思うメイン画像を作るのではなく、
特定のユーザーがスゴク良いと思う内容にすることをお勧めいたします。
おまけ・こんなメイン画像はどうですか?
他にもありました、こんなメイン画像に関する質問・相談。
①制作会社の人間に進められて、自分の好きな風景写真を入れました。
②テンプレートから、綺麗な幾何学模様を選んで入れました。
③携帯で撮った写真を入れました。
④会社の強みを箇条書きにして10個書きました。
⑤会社外観の写真を採用しました。
①②⑤は、WEB上で非常によく見かけますね。無難な路線ですと、無難な第一印象=記憶に残らなくなってしまいますよー。
③は、素人っぽくなってしまいますね。提供している商品やサービスまで素人っぽく思われてしまう危険性も。
④は、頑張っていますが、10個は伝わりづらいですね。1個に絞りましょう。メイン画像はあくまで第一印象を残すための場所です。